文化財

往時の華やかさを今に伝える文化財としての「茶屋美人」

 

ひがし茶屋街を代表する茶屋のひとつであった「旧かみや」。
典型的な間取りは明治初期の茶屋建築の形式を示す一つの指標と見られています。
内部は優れた数奇屋風の意匠でまとめられ、各部屋の壁土の色違い、襖の引手や変化に富んだ長押の釘隠など、茶屋建築としてその意匠的価値も高く評価されています。
現在は、玄関の引き込み戸や二階の雨戸を復原し、一階は既存の床の上に板を張り保護するなど、主要部の原状復帰が可能な状態を保ちつつ「茶屋美人」店舗として営業しています。

 

旧かみや主屋・土蔵(現 茶屋美人)

・明治6年(1873)頃 建築
・金沢市指定有形文化財 平成24年(2012)3月12日 指定